銀河英雄伝説 外伝「白銀の谷」Kap.Ⅱ

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こんにちは。中の人です。Amazonプライムビデオでみまくり、コロナ巣ごもり生活を満喫しています。

今日は銀英伝の「白銀の谷」Kap.Ⅱの感想です。

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ざくっと紹介

1998年に公開された、外伝のラインハルト側の一番最初のエピソード「白銀の谷」の二話目です。帝国歴482年。幼年学校を卒業後、最初の赴任先の辺境惑星カプチェランカでのお話です。

感想

惑星カプチェランカはイゼルローン要塞から自由惑星同盟方面へ8.6光年も進入した宙点にあり、公転周期688日の内600日以上冬が占めほとんど毎日のようにブリザードが吹き荒れている。このため航空兵器による攻撃に適さず戦火は主に地上において交えられている。

初陣に向かうべく機動装甲車を事前チェックするラインハルトとキルヒアイスをヘルダー大佐が呼び出す。二人が離れた隙に装甲車に忍び寄る人影・・・。
基地から600kmあたりの山間部に敵が拠点を築いている疑いがあるためその偵察をすることを指示される二人。直前のブリーフィングに悪意を感じつつも初陣への期待を胸に基地を飛び出す二人だった。

帝国軍の現状について話し合い憂いながら敵の拠点へ向かう二人。
500㎞地点を通過したあたりで暗くなったために赤外線暗視システムに切り替えようとして、水素電池の警告灯の点滅に気づく。出発前に新しいものに変えたはずだった。
大佐の悪意が度を越し殺害を意図していることを感じる二人。

窪地に乗り入れ敵の目から隠れながら夜を越すことにするのだが、電池がないため食事も作ることができないのだった。
アンネローゼの作ってくれたパイを想像しながら兵糧の黒パンをかじるラインハルトとキルヒアイス。

ラインハルト「このままでは帰る手段もなく凍死か餓死だ。凍死や餓死でなくても俺は地上で死ぬのは嫌だ。どうせ不老不死ではいられないのだからせめて自分に相応しい場所で死にたいものだ。」
キルヒアイス(無理もないこの人の足は大地を踏みしめるためにあるのではなく。天空を駆けるためにあるのだ。)
ラインハルト「キルヒアイス。お前は死に場所に望みがあるか?いずれにしてもこんな場所で死にたくはないだろう。」
キルヒアイス「私はそばにラインハルト様がいらして、アンネローゼ様がいらして、あとは何もいりません。」
ラインハルト「うん。」
キルヒアイス(ささやかな望みとは言えない。アンネローゼ様は囚われの御身だ。宮廷という牢獄に。)
ラインハルト「俺が手に入れるものはどんなものでも半分はお前のものだ。名誉も権力も財宝も。あとなんでもな。でも今のところはこのまずい黒パンとぬるいコーヒー。あとは希望だけだな。」
キルヒアイス「さしあたってはそれで充分ですよ。」
ラインハルト「コーヒーを飲んだら先に寝ろ。命令だ。」
キルヒアイス「はい。少尉殿!」

ここでも絆の深さを再確認する二人だった。

キルヒアイスはアンネローゼとの思い出を回想しながら眠りに落ちるのだった・・・
アンネローゼ「ジーク。ラインハルトのことをお願いするわね。あの子は他に友達をもとうとしないけど、あなた一人で十分と思う気持ちは私にもわかります。引き受けてくださる?」
キルヒアイス「はい。命に代えましても。」
アンネローゼ「それではいけないわ。二人とも元気で帰ってきてくれないと。どちらかがどちらかの犠牲になるような関係は長続きしないわ。あなた方二人はお互いに必要な存在であってほしいの。どうか互いに与え合う仲でいてね。」
キルヒアイス「はい。アンネローゼ様のおっしゃる通りにします。」

キルヒアイス(私はあなたにとっての必要な存在なのでしょうか。)
(いつか誰よりも必要な存在になることができるのでしょうか)

夢をみていたキルヒアイスはラインハルトに起こされ敵の装甲車が3台近づいていることを告げられる。
敵の電池を奪い生還しようと計画を立てる二人だった・・・。

完全にあらすじを書いてしまいましたが、この回でキルヒアイスのアンネローゼへの恋心がはっきりと描かれているのが見どころでした。
ラインハルト、アンネローゼ、キルヒアイスの3人の関係が回想や会話のなかから読み取れ、特にキルヒアイスのラインハルト兄弟に向ける献身的な言動は、幼馴染だからというだけでは説明のできないものだと思うので、それがはっきりしたなと思いました。

キルヒアイスの性格なら、好きな人が幸せになるために自分をなげうってでも尽くすだろうなと思います。健気ですね。人気があるのがわかります。
3人の友情や愛情によって結ばれた理想的な関係性がこの物語の質を高めているように感じます。

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